お知らせ

第30回日本がんチーム医療研究会 当番世話人の挨拶

向暑の候、皆様におかれましてはますますご健勝のこととお慶び申し上げます。

このたび、第30回日本がんチーム医療研究会を2022年9月17日(土)にナーシングアート大阪で、現地開催およびWeb開催の併用のハイブリッド形式で開催させていただくことになりました。

「関西がんチーム医療研究会」から、「日本がんチーム医療研究会」へ名称を改めて2年がたちます。がんチーム医療に関わる全国の施設から、多くの演題をご発表いただき討論し、この研究会は発展してきました。

第30回のメインテーマは「安全・安心ながんチーム医療」といたしました。がんチーム医療は、がん患者自身もチームの一員と考え医療に参加し、医療にかかわる多職種が共通の使命・価値観・ミッションを共有し、それぞれの専門性を発揮することで、患者の満足度を高めることを目指します。しかし、医療技術の高度化・専門分化に伴い、がんチーム医療者に求められる役割は拡大し複雑化してきます。同時に、そのチーム医療では、情報共有の不完全性や体制不備など、潜在的な発生要因に起因するインシデントやアクシデントも起こりえます。これら医療安全の観点から、あらためて「安全・安心ながんチーム医療」を目指し、それらに関連する取り組みをご発表いただき、討論することによって、実り多き研究会になれば幸いです。

 

また、セカンドテーマとして「新型コロナウイルス感染禍でのがんチーム医療」をとりあげました。新型コロナウイルス感染の蔓延したこの2年間で、がん診療も大きく変化しました。そして、医療施設内や在宅でのがんチーム医療も変容せざるを得なくなりました。そこで、新型コロナウイルス感染禍におけるがんチーム医療のあり方や取り組みをご発表討論いただき、今後のがん診療に役立てたいと思います。

 

加えて4月に開講した抗がん薬曝露対策に関するeラーニング講習「ePROTCT」の実技講習も行います。抗がん薬曝露対策認定を取得するために必修の実技講習です。奮ってご参加ください。

 

多くの領域から広く演題を募集いたします。ふるってご応募くださいますようよろしくお願い申し上げます。

 

以上、がんチーム医療がますます発展することを期待し、皆様に本研究会を盛り上げていただきますよう心よりお願い申し上げます。

 

              2022年 6月吉日

第 30 回日本がんチーム医療研究会 当番世話人

   国立病院機構大阪医療センター 副院長  平尾 素宏